自分が楽しいと思えること、やりがいを感じること
まずはポジティブに考えてみてください。自分のやりたい仕事を考えるうえで、自分は何をしているときが楽しいのか、やりがいを感じるのか、それを知っておくことは重要です。自分が楽しい、やりがいがある、と思える仕事なら、自然と、自分のやりたいことと、どこかで関連しています。過去を振り返ってみて、アルバイトをしたことがあれば、その仕事の中で、何をしているときが楽しかったか、やりがいを感じることができたか、それを考えてみると、自分のやりたい仕事が少しわかってくるかもしれません。例えば、「お客様と話したりすることが楽しかった」、「お客様に感謝されてやりがいを感じた」というなら、他の人とコミュニケーションを取ることが、自分のやりたい仕事に関係しているかもしれません。
やりたくないこと、避けたいこと
次に、ネガティブなことについても考えてみてください。やりたい仕事を探すうえで、反対に、自分はどんな仕事がやりたくないのか、それを知っておくことも重要です。自分のやりたいことが分からないなら、反対に、自分のやりたくないことを書きだしてみてください。それに当てはまらないことが、自分のやりたいことになるのです。 例えば、アルバイトをしている中で、接客することが苦手だと感じ、そのような仕事はやりたくないと思ったなら、自分のやりたい仕事は、接客以外の仕事だというわけです。仕事内容でやりたくないことだけでなく、福利厚生や待遇面で避けたいことも書き出すと、おのずと、自分のやりたい仕事の発見に近づきます。例えば、どうしても土日は出勤したくない、というのなら、自分のやりたいのは、土日を休日とできる仕事なのです。